こんにちは、クラセです😄
今回は映画感想です🎥
前回のママさんとのデートの続きでもあります😉
kurasenokurashi.hatenablog.com
『THE FIRST SLAM DUNK(2022)』について、感想などをまとめました🎶
◆全体
あらすじ︰☆☆
キャスト︰☆☆
演出 ︰☆☆☆
音楽 ︰☆☆☆
◆アラフォーパパの映画の楽しみ方
・映画館でママさんと観ました。
・コーラ&ポップコーン
※開始15分前くらいに到着したので、フードカウンターが激混みで買えず😭
・夫婦で観れば時間も共有できる
◆感想
※ネタバレ少しありです
もう声を聞けない方もいて寂しい😰
でも、今作の声優陣でよかったのです。逆にストーリーに集中できました。
この作品の本質は『バスケット』です。そして、スポーツの醍醐味は『試合の面白さ』にあります。
あらすじは、原作ではラストを飾るのがインターハイの山王戦です。
往年のギャグシーンを残しつつ、リョータの物語をベースにすることで原作ファン、バスケファンの両者が山王戦という『高校バスケの試合』を楽しめる作品になったと思います。
ちなみに私が好きな原作エピソードは「シュート2万本」と「メガネ君」です☆
かつてのテレビシリーズや劇場版と大きく違う点として、モーションキャプチャーが一部使われています。
この試みによって、アニメの「自由さ」と実写の「リアル感」を両得しています。
バスケ特有の攻撃の躍動感、守備の緊張感をより強く感じて、キャラクターと自分が一体化するような錯覚を覚えました。
たぶん他にも私が気付いてないもっと細々とした「仕掛け」があり、すべては、試合終盤「無音の10秒」を共有するための前振りのような気がします。
あの時間、観客は「試合」に引き込まれて息をするのも忘れてました(笑)
このあたりの「仕掛け」を探すこともリピート鑑賞を楽しむポイントになると思います。
つまり、タイトルの『THE FIRST SLAM DUNK』とは、前日譚などのエピソードゼロ的な意味ではなく、「初めまして、これがバスケットです!」という「挨拶的な意味」なんだと理解しました。
井上雄彦監督は、バスケットの試合そのものを映画にしたのです!
まさに1本取られました(笑)
公開と前後してSNS上では声優陣について話題があがってます。
声優陣に関して井上先生のコメントを探したところ、以下のものがありました。
「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めてみるスラムダンク。」
「そんな感じで気軽にお楽しんでもらえたら嬉しいです」
この意味がわからないと、原作ファンは怒ると思う。実際、怒ってる方は多い、、、
私はメガネ君(木暮:湘北副キャプテン)が好きなので、もっと活躍して欲しかったと思いました。そんなふうに好きなキャラを我が子のように想う親心を持つファンが多いのも事実です。
漫画である原作は、どうしてもキャラクターに焦点があたり、その魅力を楽しむことに私たちファンは親しみ過ぎている。
入館時に鑑賞特典をもらったのですが、デザインが正直好きなキャラではなかったのです。しかし、鑑賞後には「これでよかった」と思えました☆
また、物語を支える安西先生の存在感について、声優が変わっても的確なコメントはそのままなので、安心します。
むしろ、短いコメントで何を伝えているのか、緊張と疲労の極地にある選手への声掛けは参考になりました(笑)
最後に登場する「あの2人」の対面シーンは観客全員がニヤリとしたはず!
「あ、アイツじゃなくて、こっちのマッチアップなんだ!」と。
何故ならどんな試合になるのかが楽しみだからです。
当然、原作通り他のキャラも○○代表として活躍してるはずなので、新たなステージでの世界線を想像するのも楽しいです。
とはいえ、鑑賞後の興奮で原作をまた読み直したくなること必然!
『THE FIRST』には「新しいスタート」という意味も含まれている気がします。
押入れの奥にしまってある全巻を引っ張り出しますわ(笑)
アニメの名作はファンの多さ(意見の多さ)とキャラへの愛情が深くなる(推し、贔屓)ので感情論が渦巻きやすい傾向があると思います。
特に「SLAM DUNK」のようにキャラの成長や人間性が深い作品だと尚更、ファンの感情が入り込み過ぎて作品を冷静に鑑賞するのが難しくなります。
なので、原作者がファンの気持ちを汲み取って、ストーリーに心を砕き、どんな描き方をしてもファンの不満が出てしまうので、新作や続編が難しいと思います。
その意味において『SLAM DUNK』は、奇跡的に人気絶頂期に終われたので、「永遠に魅力が色褪せない幸せな作品」の1っになれた気がします。
最後までお読みいただきありがとうございます🌟